



治療的アセスメント(Therapeutic Assessment)とは、
心理アセスメントを使って、その方の抱えている問題や人生の課題を、より良い方向へ変化させるための短期的な心理療法です。今回の治療的アセスメント入門編では治療的アセスメントの基本的な構造、各ステップについて事例のビデオを用いながら学んでいただけます。
入門編はリピーターも多く、初めて治療的アセスメントを学ぶ方も、もう一度学びたい方や、日本語で改めてじっくり学びたい方にとっても充実した内容になっております。
A日程とB日程では用いる事例のビデオが違います。B日程(1月29日)は、スティーブン・E・フィンの治療的アセスメントのケースビデオを再度検討し入門用に選びなおした全く新しい内容となっております。初のオンライン開催ですので、今まで参加の機会を逃しておられた方も是非ご参加ください!
ワークショップの目標
・心理テストを情報のツールとしてだけでなく、治療的介入の一環として使うという新たなモデルについて理解する。
・治療的アセスメントの中核的概念(ナラティブアイデンティティ、自己確認、崩壊、協働、恥、好奇心、アタッチメント、拡大鏡としての心理テスト)について理解する。
・治療的アセスメントの初回セッションの目標について理解する。
・心理テストを使ってアセスメント結果をクライアントに伝える方法について学ぶ。
・フィードバックセッションがどれほどクライアントにポジティブな影響を与えるかを理解する。
・クライアントと共有できる心理アセスメントのレポート様式について学ぶ。
講師紹介

中村 紀子 (Noriko Nakamura, Ph.D) ※A日程担当
治療的アセスメント研究所理事。治療的アセスメント・アジアパシフィックセンター(Asian-Pacific Center for Therapeutic Assessment(ACTA))のクリニカル ディレクター。中村心理療法研究室の共同ディレクターとして30年以上臨床実務に携わる。心理療法におけるロールシャッハ・フィードバック・セッションの提唱とその実践で知られている。故John E. Exnerに師事し、包括システムによる日本ロールシャッハ学会の設立者の一人で、2003年から2014年まで会長を務め、ISR(国際ロールシャッハ学会)においては2014年から2021年まで会長を務めている。臨床に必要なアセスメントをExner Japan Associates (EJA) を主宰して30年来包括システムのロールシャッハ教育にあたり、臨床におけるアセスメントの重要性を説いてきた。治療的アセスメントの成人、カップルの認定セラピスト。
料金
参考図書
スティーブン・E・フィン(2014)
『治療的アセスメントの理論と実践―クライアントの靴を履いて』金剛出版

